宮崎県の解体工事は株式会社 永山建設へ

コンクリートとアスファルトの違い

道路の舗装などで使われることの多いコンクリートとアスファルトには、どのような違いがあるのでしょうか。

コンクリートとは

砂や砂利などを水とセメントで混ぜ合わせて作るコンクリートは、配合する原料の分量によって、硬さを変えることができます。コンクリートの最大のメリットは、なんといっても丈夫なことです。

硬くて丈夫なコンクリートは、道路や建物だけではなく、ダムや堤防などの強固さが求められる施設にも利用されており、アスファルトよりも耐熱性に優れています。ただし、施工に手間がかかるため単価が高くなり、丈夫な分追加工事がしにくいといったデメリットがあります。また、重くて丈夫なコンクリートは、運搬や解体に手間がかかるため、撤去する際にコストが高くなってしまう点も特徴です。

アスファルトとは

アスファルトの原料は、原油からガソリンや軽油などの燃料を作る際に残った残留物です。アスファルトに砂や砂利を混ぜたものがアスファルト材で、熱を加えることで融解する性質を活かし、加熱して固めて道路などの舗装に使用します。

アスファルトは静音性に優れており、単価が比較的安価で、施工に手間がかからないといった点がメリットです。一方、耐久性が低いため寿命が短く、耐熱性が低いことから、夏場にヒートアイランド現象を加速させるデメリットがあります。

コンクリート解体工事の大事な点

コンクリートの解体工事を行う際には、注意したい大事な点が2つあります。

埋設物を確認する

コンクリートの解体工事で最も重要なことが、埋設物の確認です。建物の解体では、壁や床のコンクリートを撤去した際に、埋設物が出てくる場合があります。駐車場や駐輪場などの解体でも、地面を掘り返した際に埋設物を発見する可能性があるのです。埋設物で多いのが瓦礫や廃棄物で、以前の作業を行った業者が、不法投棄していることがほとんどです。

瓦礫や廃棄物などの埋設物を残したままでは、解体工事を進められないため、まずは埋設物の撤去が必要となります。もちろん、解体工事の費用とは別に撤去費用がかかります。予想外の出費を避けるためにも、コンクリートの解体工事を始める前に、建物の中や地中の状態をしっかりと確認することが大切です。

近隣に配慮する

コンクリートは丈夫なため、解体する際には少なからず騒音や振動が発生します。他にも、ほこりや粉塵の飛散、工事車両の出入りや路上駐車などで近隣に迷惑をかける可能性があります。そのため、コンクリートの解体工事を行う前に近所の方へ挨拶回りを行い、工事への理解を得ることが大切です。